地域の方の成長だけでなく、現場のスタッフの方々全員をいつもやさしく見守っている、岡野内科医院の副院長にお話を伺いました。
Q. 日々の業務内容について具体的な仕事内容を教えてください。
朝、早番制と遅番制があるんですけれども、早番の方は早朝受付をした患者さんのカルテを出したり、簡単な掃除をしたり、あと体温計を準備したりして、9時からの診察に間に合うようにパソコンを立ち上げたりとかして、それは数名、2〜3名で行います。
9時からの診察が始まりますと、患者さんの受付対応・それから処方箋を出すこと、レセプトコンピューターに向かっていろんなものを打ち込んで、領収書を出したりとか、患者さんのリクエストに応じて、今日何をやるというようなスケジュールを提案したりしています。
遅番の2人が10時半に来ますので、そうすると受付を交代したり、レセプトコンピューターの当番を当番制で変えたりして、12時半まで仕事をします。その後だいたい13時ごろから14時30分までお昼休憩になりますので、その間はスタッフルームで、みんなでお弁当を買ってくるなり、外に食べに行くなり、自由にしていただいています。14時半になりましたら、今度15時からの外来に合わせて、また簡単なお掃除、カルテ出し、消毒等々をやって、15時から18時半まで外来をやります。
早番の方は17時に上がって、遅番は最終まで残って、最後に売り上げの計算をしたり、閉締まりをしたりしながら、だいたいみなさんも19時には帰れるように頑張っています。
Q. 休憩時間は長めですよね?皆さんどんな過ごし方をされていますか。
通勤が近い方、自転車で10分とかそういう方は一旦家に帰って家のことをやってまた戻ってくるっていう看護師さんや事務さんもいらっしゃるし、帰らない方はだいたいスタッフルームで、みんなで和気藹々とご飯を食べたり好きなYouTubeやテレビを見たり。レセプトの請求などの残務整理が残ってる人はお昼休みにちょっとやったりすることもあるんですけど、まあそれもほんの1ヶ月のうちの数日ぐらいで、あとは大抵のんびり。昼寝をする人もいれば、あと図書館に行く人もいるし、買い物に行ったり、好きなように過ごしてる感じです。医療事務の方は13時から14時半まで、看護師の方は15時に間に合えばいいので少しゆっくりめかもしれません。
Q.岡野医院の魅力はどんなところですか?
まず第一にお給料が他よりいい。それから残業がほとんどないです。先輩の医療事務の人たちは、新人を教えるっていうことに慣れてるので、結構気長に優しく教えてくれると思います。半年〜1年くらいで一人前になる人が多いですかね。抜けてるなというところはサポートし合って「ここやっといたよ」などおせっかいに言うこともなく、さりげなくやってくれる感じです。
Q. やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
私がここで診察をしているということを重々承知で来てくれている昔ながらの患者さんたちに会って、その子どもたちの成長を見ることと、その子どもが大人になって、お子さんを産んで、また連れてくるときのびっくりした感じとか。
また街中を歩いていると、よく患者さんの親御さんとか患者さん自身に会って「あ、岡野の人だ」って指をさされたりするときです。
Q. この地域に住んで、今どのくらいですか?
40歳までは大学病院で病棟の医者をしていたんですが、34年前に、ここ川﨑に来ました。岡野医院にお嫁に来ました。このクリニックを継承したのは今から23年前なので、この23年間はクリニックと自宅がほぼ同じ建物の中にあることになります。家を出て100メートル以内に数名の方にはお会いするし、患者さんのお宅の犬が何犬かも、結構わかるぐらいです。
実は患者さんと近所で会うのは、最初は嫌だったんです(笑)。近くのスーパーに行くと患者さんがいっぱいいて、例えばかごの中を見られたりとか。でもそのうち全く気にならなくなりました。多分いろんな場面で、どんどん患者さんが生活の中に入ってきたので、今更隣でラーメンを食べているところを見られたって、どうってことないなと。
Q. 職場の雰囲気はどのような感じですか?
患者さん、看護師さんも、医療事務の方も、結構定着するとすごく長くて、20年近くずっといる方もいらっしゃいます。これは私の考え方もあるんですけれど、患者さん同様、うちで働いてくれている人たちも、うちに来てよかったなと思えるように、なるべくその人のことを考えて接しています。従業員という感じじゃなくて家族もしくは近い親戚ぐらいの感じで、何でも親身になって話を聞いたり、愚痴を聞いたりすることを心がけていて、精神的にもそうやって近くなりたいですね。
あと結構、うちの院長が無理なことを注文したりやってほしいと言ったりするときに、スタッフたちが一旦「え〜!それはできません!」的に歯向かうんですが、最終的にみんなやってくれるんですね(※例えばコロナ禍の際に、多くの住民の方に頑張ってワクチンを打ってくださったそうです)。すごい協力的で、私が分析するには、そういう気持ち的なものプラス、出すものは出す。これがすごい大切なことで、お金は入ってくる分の多くをまたみんなに還元してあげた方がいいんじゃないかという気持ちを持って、スタッフには接するようにしています。
だんだんそれが浸透して、スタッフ同士がすごく相手のことを考えながら労りあって働いている感じがします。基本的に、うちのスタッフは「割り切る」というよりかは、来た患者さんについてはすごい責任を持ってその人のことを心配する感じなんですね。ちょっとお見えにならなくなった人とかは、あの方どうしてるのかなって、よし今度電話してみようとか、すっごい気にして。基本みんな、親切な人ですね。
Q. 当院に興味を持ってくださった方へ、メッセージをお願いします。
岡野内科医院は地域に密着したクリニックです。おじいちゃんから子供まで、毎日ワイワイといらっしゃっています。岡野医院にいらっしゃった患者さんたちはもちろん、スタッフも、ドクターも、来てよかったなと思って思えるように、日々頑張っています。
人が好きで、親切で優しい心がある方は絶対うちで働いて嫌だったなと思うことは思わせないようなクリニックだと思うので、興味のある方は一度見に来てください。
本当に「人」を大事にしているだけでなく、スタッフへの還元や「お金も大事」としっかり語る副院長。20年を超えるほど長く人が定着する理由がそこにある気がいたします。
